「キッチンハイターで五徳の汚れは落ちる?」
「キッチン泡ハイターを使っても大丈夫?」
そんな疑問にお答えします。
毎日使う台所はいつもキレイにしておきたいものですよね。
その為には使うたびにこまめに掃除をする事が一番ですが、忙しい生活の中ではなかなか大変です。
特に五徳の油汚れは厄介で、ついついそのまま使い続ける事も多いもの。
本記事ではキッチンハイターを使用した五徳をキレイに掃除する方法をご紹介します。
本記事の内容
キッチンハイターとは? 五徳の掃除にキッチンハイターを使うならこのやり方で
キッチンハイターとは?
キッチンハイターとは塩素系のつけ置きタイプの漂白剤の事です。
キッチンハイターは洗剤ではありません。
ですので、汚れを落とすというよりも、黒ずみやシミ、茶シブなどを落として漂白する時に使われるものです。
中性洗剤の様に汚れを落とす力はありませんが工夫次第で、五徳の汚れを落とすことができます。
五徳の掃除にキッチンハイターを使うならこのやり方で
五徳の汚れは意外とガンコなものです。
台所用洗剤をスポンジに垂らしてゴシゴシこするだけでは、なかなか汚れが落ちなくて時間ばかりかかってしまいます。
かといって汚れが落ちないまま使い続けると、さらに汚れがひどくなる一方です。
何か五徳の汚れを簡単に掃除する方法がないか、いろいろご自分で試してみた経験はありませんか?
実は五徳を簡単に掃除する方法として、キッチンハイターで掃除する方法があるんです。
台所にあるキッチンハイターで手軽に五徳を掃除出来るので、ぜひ試してみて下さいね。
五徳の掃除に準備するもの
キッチンハイターで五徳を掃除するのに次の3つの物を準備してください。
準備するもの
五徳にこびりついたガンコな汚れを削り取るもの。
キッチンハイター。
古い歯ブラシ。
そして重曹があるのなら重曹も使うと更に効果的です。
キッチンハイターを使った五徳の掃除の手順
最初に五徳のガンコな汚れを削り落とします。
使う道具はご自分の使いやすいもので構いません。
そんなに汚れがこびりついていないのなら、使わなくなったプラスチックのカード類でも大丈夫ですし、なかなか落ちないようならマイナスドライバーや割りばしを使ってみましょう。
五徳をコンロから外したら、お湯をいれた台所用カゴなどに入れてしばらく置きます。
お湯でガンコな汚れが柔らかくなったら、プラスチックのカードや割りばしなどでゴシゴシこすります。
その時は手を怪我しないように、キッチン用手袋をはめて行いましょう。
頑固な汚れが付いたままだと、この後で使用するキッチンハイターの効果が出にくくなるのでしっかりと落とします。
ガンコな汚れを落としたらキッチンハイターの登場です。
五徳は数時間洗剤につけ置きするので、洗剤と五徳を入れる容器を用意します。
先ほど使った台所用カゴをシンクに放置しておくと邪魔になるので、使い捨てのつけ置き用の容器を用意した方が良いでしょう。
つけ置き用の容器には段ボール箱を使います。
段ボール箱にゴミ袋をかぶせて、ガンコな汚れを落とした五徳を入れ熱いお湯を注ぎます。
ゴミ袋は2重か3重にした方が安心ですね。
このつけ置き用容器のお湯の中に、キッチンハイターと台所用中性洗剤を入れます。
もし重曹が手元に有るのなら重曹も入れるとさらに効果的です。
重曹はアルカリ性なので酸性の油汚れは中和され、汚れが落ちやすくなるのです。
このまま数時間置いておきます。
この時間を利用して、コンロも掃除をしましょう。
五徳周りも一緒に掃除する
コンロの掃除にも先ほどのキッチンハイターと中性洗剤、もしあれば重曹を混ぜた洗剤を使用します。
キッチン用手袋を使う事も忘れないで下さいね。
五徳は塗装がしっかりされているので力を込めて磨いても大丈夫ですが、コンロまわりはキズがつく可能性があります。
柔らかいスポンジなどを使用し、キズがつかないように注意しながら念入りに掃除を行います。
コンロの掃除の前にレンジフードや換気扇の掃除をするのも良いでしょう。
どうせなら、徹底的にキレイにしたいものですよね。
五徳のつけ置きの時間を有効に使って掃除をしましょう。
コンロまわりの掃除が終わったら、いよいよ五徳の掃除の仕上げです。
数時間、(だいたい1時間か2時間で充分ですが、汚れがひどい時にはもう少し時間をかけます)置いておいたつけ置き用の容器から五徳を取り出します。
目安として、五徳から油が白く浮いているかどうかを確認します。
油が浮いていたら準備万端なので、五徳を取り出しお湯で軽く流します。
浮いていた油汚れを洗い流したら、またスポンジに洗剤をつけて隅々まで綺麗にします。
普段なかなか掃除出来ない五徳の裏の部分や、足の付け根なども念入りに掃除しましょう。
古い歯ブラシを使用すると掃除がしやすいので便利です。
再度お湯ですすいだら、乾燥させて終了です。
これで五徳の油汚れは落ちますが、それでも落ちないようなら次の方法も有りますので参考にして下さい。
五徳を煮沸洗いする方法
煮沸洗いという方法で、大きめの鍋にお湯をいれ重曹を溶かします。
その中に五徳を入れ沸騰させてしばらくおき、火を止めたらそのままつけ置きにします。
しつこい油汚れが浮き上がってくるので、お湯で流した後またスポンジや古い歯ブラシでこすって落として下さい。
この方法は酷い汚れの時に行うやり方なので、先ほどご紹介したキッチンハイターを使う方法を定期的に行っていれば充分です。
五徳の掃除にキッチンハイターは無意味?のまとめ
今回はキッチンハイターを使用した五徳の掃除方法をご紹介しました。
結論はキッチンハイターを使用した五徳の掃除は無意味ではありませんが、他の洗剤も必要です。
中性洗剤だったり、重曹だったとしっかりと汚れを落とすものが必要です。
キッチンハイターは漂白剤なので、汚れを落とすというよりはシミや黒ずみを綺麗にするものです。
毎日の掃除というよりは、1ヶ月に1回や数ヶ月に1回の定期的な掃除で利用しましょう。
日頃からコンロを使うたびに掃除をする事が出来れば良いのですが、熱くなった五徳はやけどの恐れがあるのでなかなか念入りな掃除が難しいものです。
その他の洗剤で五徳を掃除する際は下記の記事にまとめています。
参考にしてみてくださいね!
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