兼ねてから楽しみにしていた「SL大樹3号」に乗車して、下今市駅から鬼怒川温泉駅へ行った時の感想をご紹介します。
2019年11月16日土曜日。
僕は奥日光の中禅寺湖周辺に宿泊していた。何故ならリゾートバイトで働いているバイト先の寮に住んでいるからだ。
なぜいい年にこいてリゾートバイトなんかやっているのかと言えば、旅をしながら収入を得る方法というのを実践している最中だからだ。
旅をしながらどのように収入を得るのかと言えば、基本的にはブログからの収益となります。
ブログの作成方法については旅人になる為にブログを作る手順を写真52枚を使って解説で詳しく解説してますので、そちらをご覧ください。
というわけで、奥日光の中禅寺湖から「SL大樹」に乗って鬼怒川温泉駅で鬼怒川温泉に入るという旅行の計画を立てたのだ。
この計画を思いついたのは約1週間前で、珍しく土日が連休となっていたので土日にしか出来ない経験をしようと考えました。
その結果行き着いたのがSLに乗って温泉に行くという計画でした。
思い立ったらすぐ行動するタイプなので、すぐさまSL大樹の公式HPにアクセスして、運転日や乗車スケジュールなどを確認。
2019年11月16日は運転していることを確認。
そしてよく見てみると、SL大樹に乗車するだけでなく転車台に乗ってSLが転回するというのも迫力があって楽しいらしい。
そして「日光埋蔵金弁当」(日光埋蔵金弁当のレビューに飛びます。)という駅弁もあるらしい。
これはかなり楽しめるだろうと、すかさず乗車券をポチり購入しました。
SL大樹の乗車券の予約手順は絶対に失敗しないSL大樹の乗車券を予約する5つの手順で写真付きで詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
「SL大樹3号」に乗車する当日
そして当日。
東武日光駅前の「金谷ホテルベーカリー」でクロワッサン(238円)とゆずメロンパン(270円)を朝食として購入。
これを食べながら「SL大樹」の乗車駅の下今市駅を目指します。
僕が予約購入した乗車券は11月16日の12:50分に下今市駅を出発して13:30ごろに鬼怒川温泉駅に到着するというスケジュールのものだった。
10:57 に東武日光線の下今市駅に到着。
そんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか?何故そんなに早く行ったのか?
それはSL大樹の転車台の見学をする為です。
下今市駅での1回目の転車台の見学時間は11:40です。
それに間に合うように、早めに到着をしました。それにしても少し早すぎた感はありますが笑
SL大樹の転車台のスケジュールについてはSL大樹の転車台見学に必要な所要時間を解説をご覧ください。
詳しく解説しています。
しかし、下今市駅にはSL展示室と転車台広場が駅に併設してあるので、多少の時間を潰すことが出来ます。
駅のホームから階段を登ると、「SL展示室・転車台広場」という道案内があるので、すぐにわかります。
ただし駅の改札の中にあるので、電車に乗って来た方は改札を出る前に楽しむことが出来ます。
JRの今市駅から歩いて来た場合などは、入場券もしくは乗車券を購入して改札を通らないと「SL展示室・転車台広場」にたどり着くことは出来ません。
時間があったので、僕は一旦改札を出て下今市駅の写真をとりました。
下今市駅の外壁ってカッコイイんですよね!
昔ながらの右から読む感じで駅という字も難しい「驛」という文字を使っているんです。
どうですか?カッコよくないですか?
下今市駅の写真をとってもまだ時間があるので、僕は一旦JR今市駅まで歩いきました。
時間にして10分程度です。
これは完全なる趣味です。知らない土地を歩くの結構好きなんですよね!
そして11:40に間に合うように下今市駅に戻り、250円の切符を購入(予約した乗車券とは別に普通の乗車券も必要です)。
もちろんPASMOなどの電子マネーでも大丈夫です。
予約購入した乗車券はスマホに送られてきたメールを保存しておけば大丈夫です。
不安だという方はプリントアウトして持っていっても問題ないです。
250円の切符を改札に通し、転車台広場に向かいます。
すでに鬼怒川温泉からの「SL大樹」は到着しており、少し出遅れました。
しかし、転車台に入るまでには間に合い、しっかりと写真と動画を収めることが出来ました。
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、かなり近い距離で見学することができるので迫力がすごいです。
流れは以下になります。
鬼怒川温泉駅からSL大樹が到着
SLが転車台の上に移動し転車して向きを変える
バックで機関庫に入る
これが11:40から見ることができるSl大樹の転車台の見学です。
機関庫に入った「SL大樹」は僕が乗る12:50の運転準備を始めるまでしばらく動きません。
その隙に楽しみにしていた駅弁を買いに行きます。
以下のようなポスターが貼ってあるのですぐに分かります。
ちなみにこちらは「日光埋蔵金弁当PREMIUM」という豪華バージョンです。
僕は無事に「日光埋蔵金弁当」1350円(税込)を購入して、転車台広場に戻って食べることに。
さっき機関庫に入った「SL大樹」はまた必ず出てくるはずだと考え、その瞬間も写真や動画を撮ろうと考えていたので、転車台広場でその機会を伺いながら駅弁を食べることに。
ちなみに転車台広場には4つほどのベンチがあります。
SL展示室の室内にも座って休憩をするスペースがあるので、そちらで駅弁を食べることも出来ます。
室内のスペースにはこのようなお土産物を購入できる物もあります。
僕は外のベンチに座って写真をとりながら「日光埋蔵金弁当」を食べ始めます。
「日光埋蔵金弁当」についてはSL大樹の駅弁【日光埋蔵金弁当】は乗車前に食べなければならない2つの理由で詳しく解説しています。
どんな物が入っていて、どんな味なのか?ということを書いています。
苦手な食材やアレルギーがあるという方は必ずご確認ください。
弁当を食べ終わりそうになった時に再び、「SL大樹」が動き出しました。
時刻は12:20ごろです。つまり先ほどの機関庫に入ってから30分後に、出発の準備のために動きだします。
機関庫に入るのを見逃した方はこのタイミングで見ることをお勧めします。
ただしこの時は転車台には乗りません。
出発まではまだ30分ほどあるので、弁当を食べ終わったら「SL展示室」を見学しました。
SLの模型やSLもまつわるクイズなどが書かれています。
そしていよいよ乗車します。
乗車する位置は3・4番線ホームから乗車します。この時も写真スポットです。
多くの人が駅のホームに入ってくる「SL大樹」を写真に収めます。もちろん僕も。
僕が選んだのは2号車の1番前の席。
理由は特にないですが、飛行機と同じように一番前の席なら前の人に気を使わないで済むかと思ったからです。
予想は的中!
一番前の席はこのような小さなテーブルがあって快適です。
窓側には洋服掛けもある(これは全席)ので快適です。
車内には「SL・DL大樹の楽しみ方」という手書きの資料が設置さtれています。
「SL大樹」が動き出すと、SL観光アテンダントの女性の方が挨拶をして、「SLアテンダント通信」という手書き風のパンフレットをくれます。
今回は令和元年11月15日に発行された、第15号でした。
今回の内容は沿線の温泉施設や泉質が紹介されていました。
「SL大樹」が出発して、5分ほどすると車内で記念撮影をしてくれる人が回って来ます。
撮影自体は無料でしてくれます。
出来上がりの写真を購入する場合は有料で購入することが出来ます。
僕は1人なので、流石に購入しませんでした。
そして、僕にはお目当てにしてたものがあります。
飛行機のようにひと席づつ、回って来なかったので売り子さんを捕まえて「SL大樹ビール」650円と「黒いアイス メロン味」350円を購入。
合わせて1,000円を支払います。
消費税込みなので、小銭が発生しないので嬉しい配慮です。
「SL大樹ビール」は瓶ビールで、購入するとその場で飲むかを聞かれます。
その場で飲むことを伝えるとビールの栓を開けてくれます。
昼間から飲むビールの罪悪感というか背徳感というのも後押ししてより美味しいです!
折角のSL旅なので、普段車で旅行される方は是非とも飲んでいただきたいです。
ビールで喉を潤した後には楽しみにしていた「黒いアイス」を頂きます。
「黒いアイス」は全部で3つの味がありました。
どれも全て「黒いアイス」ですが、メロンだけ期間限定となっていたのでついついメロン味を選択。
こちらが「黒いアイス メロン味」のパッケージです。
開けてみると本当に黒いです。
黒さの正体は食用の竹炭です。
食べ進めて行くと中までしっかりと黒くなっています。
味はもちろんメロン味がしますよ!中まで真っ黒です。
そんな「SL大樹ビール」と「黒いアイス」を楽しみながら、自然豊かな景色も車窓から楽しめます!
ちなみに「SL大樹」に乗っていると、外から見た人は手を振ってくれます。 通りすがりの人も、運転中の人も、駅で普通列車を待っている人も、撮影している人もみんな手を振ってくれます。
ですので、手を振り返してくださいね!
13:20に東武ワールドスクエア駅に到着。
今回は乗車してくる人はいないようです。
というのも、東武ワールドスクエアから鬼怒川温泉までは乗車時間が10分もないので、少し損した気分になります。
「SL大樹」を最大限に楽しむなら、下今市〜鬼怒川温泉間で乗車するべきです。
13:30頃に鬼怒川温泉駅に到着。
早く下車するとこのような引き離し作業も見ることが出来ます。
この作業を見たいという場合は、出口に近い席を選ぶか、早めに出口に向かってください。
こちらは鬼怒川温泉駅での「SL大樹」。カッコいいですね!
改札を出て駅前の転車台広場に向かいます。
鬼怒川温泉駅の改札を出ると「鬼怒太」というオブジェがあります。
改札を出て右のほうには無料で入れる「鬼怒太の湯」という足湯があります。
タオルを持ってない方は購入することもできます。
改札を出て左側に転車台広場があります。
鬼怒川温泉での転車台の流れは以下です。
SL大樹が転車台に移動
転車台で方向転換
転車台から移動
の順番になります。
「SL大樹」が転車台に向かって来ます。
転車台が回転し始めます。
約5分ほどかけて方向転換します。
向きが変わると、駅のホームへと向かいます。
いやー「SL」ってカコイイですね!
真っ黒な車体から出る蒸気と青空が合間ってなんとも言えないかっこよさです。
さらに紅葉のピーク時なら紅や黄色の自然の景色も加わりさらに綺麗にカッコよくなります!
「SL大樹3号」乗車した感想のまとめ
いかがでしたでしょうか?
2019年11月16日に「SL大樹3号」に乗車した感想でした。
僕は旅行は好きですが、特別に鉄道が好きという訳ではありません。
そんな僕でも「SL大樹」に乗車するというのはとても楽しかったです。
これだけでもかなり楽しめます。
僕は一人での旅行でしたが、友人や恋人小さいお子さんと一緒に乗車すればとても良い記念になります。
是非とも「SL大樹」を使った旅行を計画して見てください!
新年の1月1日、2日も運転しているので、たまには変わったお正月を過ごして見るのも良いですね!
「SL大樹」の乗車チケットの予約は絶対に失敗しないSL大樹の乗車券を予約する5つの手順で写真付きで解説していますので、こちらをご覧ください。
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