陽の光の射すキッチンに入ると、木製のテーブルの上にステンレス製のボールがおいてあります。
そのボールに、米粉、パームシュガー、ベーキングパウダー、豆乳、バニラエッセンスを加え、泡立て器でよく混ぜます。
生地がひとまとまりになったら、テフロン加工のフライパンを火にかけ、丸く流し込みながら焼いていきます。
生地をフライパンに静かに注ぎます。
「ジュ〜」
生地がフライパンに着地すると当時に焼ける音が聞こえます。
生地を流したらあとはただ待つのみ。
生地の表面に気泡が出来るのを眺めながら数分焼いたら裏返し、火が入るまでさらに数分焼きます。
焼きあがったパンケーキは皿に乗せ、イチゴやブルーベリー、フランボワーズ、ブラックベリー、などのベリー類を乗せます。
バナナやマンゴーなどの南国系のフルーツでも美味しそう。
ハチミツやメープルシロップなどをかけ、最後に粉糖をふりかけて頂きます!!
米粉とは?
米粉とは普段私たちが食べているお米(うるち米)を粉末状にしたものです。
また、もち米を粉末状にしたものは「白玉粉」。
桜餅に使われる「道明寺粉」になります。
グルテンフリーとは?
最近では「グルテンフリー」という言葉もよく耳にするようになりました。
いわゆるグルテンを使ってない食品ですね。
小麦アレルギーの方などは必然的にグルテンフリーの食事になりますね。
小麦を使った食品は全て食べられません。
パン類はもちろん、小麦粉を使ったソースや揚げ物のパン粉も当然NGです。
小麦粉の代わりに使えるのが米粉です。
米粉の原料は米なのでグルテンは含まれていません。
小麦で作るレシピを米粉に置き換える事で、グルテンフリーの方にも召し上がっていただける料理ができます。
自家製米粉の作り方
自家製の米粉の作り方をご紹介します。
市販の米粉ではちょっと不安だという方もいるかもしれません。
グルテンフリーのパンケーキを食べるには米粉を自家製にすれば安心ですね。
何が入っているか全てわかりますし、もし何かあっても自分の責任ですからね。
自家製の米粉の作り方をご紹介したいと思います。
準備するもの
- ミキサーまたはミルサー
- ザル
- ボウル
- リードペーパー
- バット
作り方の手順
今回はお米1合分の米粉を作ってみたいと思います。
まず、お米はボウルに入れて水で洗います。
米ぬかや汚れを落とし綺麗にします。
そのあと、ボウルにザルをかましてお米と水を入れ吸水させます。
時間の目安は夏場なら40分、冬場なら1時間以上つけておきましょう。
吸水が終わったら、ザルにあげて水気をよく切ります。
リードペーパーの上に広げ、しっかりと水気をきります。
しっかりと水気をきった米をならべく重ならないようにバットに広げて、風通しの良いところで乾燥させます。
もしくは低温のオーブンで乾燥させてもよいです。
乾燥した米をミキサーもしくはミルサーに掛けて粉砕します。
濾し器でふるって細かい米粉にします。
濾し器を通らなかったものはもう一度ミキサーで回して、細かく粉砕します。
自家製米粉の完成です。
無洗米や玄米で米粉は作れる??
普段のお米でできるなら、無洗米や玄米ではどうでしょうか?
これも作ることができます。
無洗米の場合はお米を洗うという工程を省いてしまって大丈夫です。
吸水
↓
乾燥
↓
粉末
だけで米粉にすることができます。
玄米で米粉を作る場合、「玄米粉」といいます。
玄米というのは、お米を精米するときに取り除かれている部分がついたままのものです。
そのため、普通のお米より癖があります。
その分栄養価も高くなっています。
自家製米粉を作るのに必要な道具
自家製米粉を作るのに必要な道具をご紹介します。
自家製米粉を作るにはフードプロセッサーもしくはミルサーが必要になります。
すでにミキサーを持っているのであれば、フードプロセッサーで十分ですが、ミルサーの方が効率よく米粉を作ることが出来ます。
というのも、ミキサーはあくまでジュースーを作るキッチン用品だからです。
ミルサーは粉末にする専用の機械なので、ミルサーを使った方が綺麗に効率よく米粉を作ることが出来ます。
おすすめのミルサーはイワタニというメーカーのものです。
フードプロセッサー
フードプロセッサーはフルーツと液体を容器に入れて、攪拌してジュースを作る製品です。
例えば、バナナと牛乳に蜂蜜やグラニュー糖を入れることでバナナジュースを作ることが出来ます。
とイチゴ、ブルーベリー、ラズベリーにオレンジジュースを入れて拡販することでミックスジュースを作ることが出来ます。
セロリと水だけでセロリジュースを作るにもミキサーが最適です。
>>>なぜセロリジュースを飲むと異性にモテるようになるのか?
米を入れて米粉にすることも可能ですが、どうしても綺麗なパウダー状になりません。
ザルで一旦漉して、大きな塊はもう一度ミキサーにかけて粉砕しなければなりません。
大きな塊がなくなるまで何回も繰り返さなければなりません。
ミルサー
ミルサーであれば元々、粉末にするようのキッチン用品です。
容量は多くないものの、綺麗なサラサラの米粉を作ることが出来ます。
米粉に限らず、乾燥したものを粉砕するにはミルサーの方が綺麗に効率よく出来ます。
例えば、煮干しや昆布などを粉末状にしたい時にはミルサーが役立ちます。
オリジナルのふりかけなどを作るときは、ミルサーで粗めに粉末にして混ぜることで自家製のふりかけを作ることも可能です。
サイズもミキサーに比べると小さいので場所も取りません。
スペースに余裕がある様であれば、ミルサー付きのミキサーを購入すればお得に購入できます。
置くスペースに余裕がないのであれば、ミルサーだけの製品を選びましょう。
【初心者でも簡単】ミルサーを使った自家製米粉の作り方のまとめ
【初心者でも簡単】ミルサーを使った自家製米粉の作り方についてご紹介しました。
自家製の米粉を作るのは難しくありません。
しかし、吸水→乾燥→粉末という手順は時間がかかります。
時間がある時に試しに作って見るのは良いですが、お仕事で使う様であれば購入した方が時間の節約になります。
小麦粉アレルギーの方の為に自家製の米粉を使ってパンケーキを作ってみませんか?